本日はスポーツパフォーマンス（SP)稲門会主催の講演会を行いました。講師はスポーツセーフティジャパン代表の佐保豊氏です。佐保氏はアイスホッケー日本代表アスレティックトレーナーやフットサル日本代表のトレーナーを務めながら、SSJ代表として安全なスポーツ活動ができる環境整備、教育・啓蒙活動をすすめていらっしゃいます。
講演は佐保氏のトレーナー活動における過去、現在、未来を切り口に、トレーナーとして生きていくための条件についてお考えをお話いただきました。最終的には”条件”は各自に委ねられているとしながらも、ある一定のポジションを得るためには”運、人のつながり、はったり（＊はったりをかましてでも、その場所で頑張りたいという気構え、とも受け取れました）”が必要であり、さらに自身でアクションを起こすことの重要性についてお話いただきました。
さらに何かを成し遂げるには人と協同することが必要で、人を動かすためにはシンパシー（共感）、ミッション（使命感）とパッション（情熱）が必須だとのことです。
またトレーナーは料理人と同じで、自身がしたいことをするのではなく、相手が求めていること、自身がチームから求められていることを感じて適切に実施できる能力も必要ということでした。
これらはトレーナーだけでなく、社会人として生き抜くための基本的な能力でもあると感じました。さらに一流の人は、必ずどこかで苦労し、努力していることも確信しました。
講演会には室伏さんもご参加くださり、交流会においてもとても有意義なディスカッションができました。今回の運営をしてくれた関係の皆さん、本当にありがとうございました！ これを読んだくださった皆様、是非次回はご参会ください。